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岡山県の水道水の硬度

岡山県の硬度の中央値
46.4 mg/L
全国は 43 mg/L(1,210市区町村)
硬い順に並べると
17 位
中央値が出せる46都道府県のうち
いちばん硬い街
88.3 mg/L
いちばん軟らかい街
14.2 mg/L

岡山の水道水は、全国のまん中あたりです。硬度は2023年度の水道統計にある浄水場の値を市区町村ごとにまとめたもので、岡山県の値は硬度がわかる24市区町村の中央値です。同じ県内でも給水区域や季節で変わります。硬度は水のおいしさや安全性の順位ではありません。

岡山県北部の鏡野町には、国が2005年(平成17年)に完成させた苫田ダムがあります。事業費は約2,040億円で、目的の一つは新たに1日408,500立方メートルの上水道・工業用水をつくることでした。この水は岡山県広域水道企業団を通じて配られており、岡山市だけでも1日43,700立方メートルを受水しています。ところが鏡野町自身の水道は、町内に点在する浅井戸・深井戸・表流水でほとんどをまかなっていて、企業団から水を買っているのは町の一部の配水池だけです。大きなダムを抱える町がそのダムの水をほとんど飲まず、水は遠くの市へ送られています。

市区町村ごとの硬さは、下の一覧に並べてあります。

出典: 岡山県土木部河川課「苫田ダムのあらまし」、岡山市水道局「事業概要」、鏡野町上下水道課「令和8年度水質検査計画」

岡山県の市区町村を硬い順に

並べ替え
#街主な水源硬度mg/L料金円PFOS+PFOAng/L下水道%
1矢掛町浅井戸水88.31,606—86.8
2総社市浅井戸水70.41,320863.7
3倉敷市表流水(自流)67.59903682.9
4高梁市浅井戸水65.82,090—44.3
5井原市浅井戸水65.21,540—60.4
6玉野市浅井戸水57858—98.7
7赤磐市浅井戸水55.51,897—80.7
8浅口市浄水受水52.51,630—80.4
9早島町浄水受水52847—98.4
10和気町浅井戸水51.51,272—94.4
11里庄町浄水受水501,705—70.4
12笠岡市浄水受水492,178—60.4
13美咲町浅井戸水43.81,650—49.5
14新見市表流水(自流)431,540—64.2
15美作市表流水(自流)412,090—86.4
16備前市浅井戸水37.61,232679.7
17瀬戸内市ダム放流34.41,892—37.2
18岡山市浅井戸水33.81,0671269.3
19真庭市表流水(自流)29.51,980—44
20吉備中央町ダム直接28.62,101110017.5
21津山市ダム放流17.91,705—38.7
22奈義町浄水受水172,300——
23勝央町浄水受水152,200——
24鏡野町浅井戸水14.22,200—68.1
ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です
—新庄村———78.2
—西粟倉村————
—久米南町———63.2

料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →

☔ 空と地下の水

市区町村ごとの最寄り観測所の平年値を平均すると、年に 1,310 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →

環境省の令和5年度調査では、岡山県の 3市区町村 で井戸などの地下水の PFOS/PFOA が測られ、指針値 50 ng/L を超えた地点がある街は 1(吉備中央町)でした。

🚰 2023年度の浄水場データでは、岡山県の水道水は5市区町村でPFOS+PFOAの数値が公表されており、最大は吉備中央町の 1,100 ng/Lでした(地下水ではなく水道水の値です)。全国の市区町村を数値で比べる →

地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):

揮発性有機化合物52うち今も超過 13 / 改善 29クリーニングや金属加工で使われた溶剤(テトラクロロエチレンなど)
重金属等47うち今も超過 37 / 改善 4砒素・ふっ素・ほう素など。多くは地質由来
硝酸・亜硝酸性窒素32うち今も超過 21 / 改善 4肥料や家畜のふん尿、生活排水が地下にしみ込んだもの
複合汚染2うち今も超過 1 / 改善 0複数の物質にまたがる事例

事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 公共用水域及び地下水の常時監視 - 岡山県ホームページ(環境管理課)。

🏗️ 地震への備え(岡山県全体、令和6年度末)

基幹管路の耐震適合率
30 %
全国 45%・前年 26%
浄水施設の耐震化率
33 %
全国 47%
配水池の耐震化率
59 %
全国 66%

国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。岡山県の水道事業体(24)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。