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香川県の水道水の硬度

香川県の17市町は、2023年度の水道統計に硬度の数値が、このサイトの比較用データに未収録です。

硬度がわかる市区町村は全国で1,210、その中央値は 43 mg/L です。香川については、水道料金・下水道の普及率・それぞれの街の主な水源を下に並べてあります。

香川県は昔から雨が少なく、大きな川も短くて水をためにくいため、断水と隣り合わせで暮らしてきた県です。満濃池をはじめとする1万4千を超えるため池は、その工夫のひとつでした。それでも足りず、昭和41年(1966年)に計画が決まった香川用水は、徳島県の吉野川の水を讃岐山脈のトンネルで引き込む事業で、昭和53年(1978年)に全線が通水しています。平成6年(1994年)の大渇水では取水制限が141日間続き、高松市などでは計67日間の夜間断水・時間給水になりました。令和8年(2026年)も厳しく、水源の早明浦ダムの貯水率は9月25日の時点で13.9%まで下がりました。ダムができてからの平均は88.1%です。8月から取水制限が段階的に強まり、この日は60%削減の第四次に入っていて、家庭にも元栓を絞る「自主減圧」が呼びかけられていました。いまどこまで制限が進んでいるかは、水資源機構が毎日公表しています。

井戸の水で測られた値は、下の「☔ 空と地下の水」に。

出典: 水資源機構「早明浦ダム貯水状況」(2026年9月25日)、香川県「香川の水資源」、香川県広域水道企業団「節水と水の有効利用にご協力ください」、香川用水記念公園「香川用水のあらまし」

香川県は平成30年(2018年)4月、直島町を除く県内すべての市町の水道事業を一つの企業団にまとめました。県はこれを「県内一水道」と呼び、総務省が全国の都道府県・政令市の企業局を集めた会議でも取り組み事例として紹介しています。検討は平成20年(2008年)の担当者どうしの勉強会にまで遡ります。ところが、その企業団の中でも小豆島町と土庄町だけは事情が違います。両町の水道は本土とつながる送水管を持たず、それぞれ島の中のダムや水源だけでまかなわれていて、香川用水の水は一滴も届いていません。かつて内海町(今の小豆島町)は渇水のたびに高松市などから給水船で水を運んでもらっていましたが、平成8年度(1996年度)に町内の吉田ダムが完成してからは、自前の水でしのげるようになっています。

市区町村ごとの硬さは、下の一覧に並べてあります。

出典: 総務省「取組事例~香川県における水道広域化~」(全国都道府県・指定都市公営企業管理者会議資料)、香川県「香川の水資源」、香川県「香川の水資源」、香川県河川砂防課「吉田ダム」

香川県の市区町村を硬い順に

並べ替え
#街主な水源硬度mg/L料金円PFOS+PFOAng/L下水道%
ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です
—高松市———64.5
—丸亀市———43.7
—坂出市———29.6
—善通寺市———59.4
—観音寺市———20.1
—さぬき市———54.2
—東かがわ市———17.4
—三豊市————
—土庄町————
—小豆島町————
—三木町————
—直島町————
—宇多津町————
—綾川町———39.5
—琴平町———47
—多度津町———60
—まんのう町———15.5

料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →

☔ 空と地下の水

市区町村ごとの最寄り観測所の平年値を平均すると、年に 1,167 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →

🚰 2023年度の浄水場データでは、香川県の水道水のPFOS+PFOAは、このサイトの2023年度データに数値がありません。未検査とは限りません。全国の検査結果を見る →

地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):

揮発性有機化合物9うち今も超過 1 / 改善 4クリーニングや金属加工で使われた溶剤(テトラクロロエチレンなど)
重金属等6うち今も超過 4 / 改善 0砒素・ふっ素・ほう素など。多くは地質由来
硝酸・亜硝酸性窒素22うち今も超過 2 / 改善 3肥料や家畜のふん尿、生活排水が地下にしみ込んだもの
複合汚染0うち今も超過 0 / 改善 0複数の物質にまたがる事例

事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 令和6年度大気汚染調査・水質測定の結果の概況について|香川県(井戸別)。

🏗️ 地震への備え(香川県全体、令和6年度末)

基幹管路の耐震適合率
40 %
全国 45%・前年 38%
浄水施設の耐震化率
61 %
全国 47%
配水池の耐震化率
63 %
全国 66%

国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。香川県の水道事業体(1)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。