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新潟県の水道水の硬度
新潟の水道水は、全国ではやや軟らかいほうに入ります。硬度は2023年度の水道統計にある浄水場の値を市区町村ごとにまとめたもので、新潟県の値は硬度がわかる23市区町村の中央値です。同じ県内でも給水区域や季節で変わります。硬度は水のおいしさや安全性の順位ではありません。
新潟県内では、冬に道路の雪を溶かすため地下水を撒く「消雪パイプ」が広く使われていて、これが今も地盤を沈めています。令和7年度の県の調査では、南魚沼市六日町で1.7 cm、上越市の下門前と鴨島3丁目で1.4 cm、新潟市東区松浜町で1.6 cm沈み、いずれも前の年より沈み方が大きくなりました。原因は消雪のために地下水を汲みすぎて、地面の中の粘土層が縮むためとされています。これは道路の雪を消すための地下水で、飲み水とは別の話です。実際、上越市はかつて地下水を汲みすぎて地盤沈下と塩水化に悩まされた末、水道の水源を地下水からダムの放流水へ切り替えました。県は例年3月ごろに沈下の調査結果を公表しています。
新潟県の市区町村を硬い順に
| # | 街 | 主な水源 | 硬度mg/L | 料金円 | PFOS+PFOAng/L | 下水道% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 糸魚川市 | 深井戸水 | 125.9 | 935 | — | 87.7 |
| 2 | 佐渡市 | 深井戸水 | 65.5 | 1,886 | — | 67 |
| 3 | 十日町市 | 浅井戸水 | 57.8 | 1,892 | — | 79.6 |
| 4 | 田上町 | 深井戸水 | 55.8 | 1,364 | — | 24.1 |
| 5 | 妙高市 | 表流水(自流) | 46.5 | 1,155 | — | 81.7 |
| 6 | 魚沼市 | 深井戸水 | 45.1 | 1,287 | — | 82.3 |
| 7 | 長岡市 | 表流水(自流) | 44.9 | 1,188 | — | 93.8 |
| 8 | 小千谷市 | 表流水(自流) | 35.9 | 2,145 | — | 86 |
| 9 | 村上市 | 浅井戸水 | 35 | 1,540 | — | 79.3 |
| 10 | 見附市 | 表流水(自流) | 32 | 1,265 | — | 90.7 |
| 11 | 上越市 | ダム直接 | 31.9 | 1,512 | — | 67.3 |
| 12 | 五泉市 | 深井戸水 | 30.8 | 1,430 | — | 64.8 |
| 13 | 新潟市 | 表流水(自流) | 27.7 | 1,375 | — | 87.4 |
| 14 | 阿賀野市 | 深井戸水 | 25.4 | 1,980 | — | 96.1 |
| 15 | 南魚沼市 | ダム放流 | 25.3 | 2,398 | — | — |
| 16 | 聖籠町 | 浄水受水 | 25 | 1,958 | — | — |
| 17 | 柏崎市 | ダム直接 | 22.2 | 1,353 | — | 77.1 |
| 18 | 阿賀町 | 浅井戸水 | 19.6 | 2,134 | — | 61.2 |
| 19 | 新発田市 | ダム放流 | 19 | 1,656 | 3 | 72.5 |
| 20 | 湯沢町 | 深井戸水 | 18.2 | 1,320 | — | 79.9 |
| 21 | 三条市 | 伏流水 | 18 | 1,254 | — | 16 |
| 22 | 加茂市 | ダム直接 | 16.8 | 1,474 | — | 71.2 |
| 23 | 胎内市 | 深井戸水 | 12 | 1,980 | — | — |
| ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です | ||||||
| — | 燕市 | — | — | — | 54.3 | |
| — | 弥彦村 | — | — | — | 99.8 | |
| — | 出雲崎町 | — | — | — | 50 | |
| — | 津南町 | — | — | — | 67 | |
| — | 刈羽村 | — | — | — | — | |
| — | 関川村 | — | — | — | 75.4 | |
| — | 粟島浦村 | — | — | — | — | |
料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →
☔ 空と地下の水
市区町村ごとの最寄り観測所の平年値?を平均すると、年に 2,333 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →
🚰 2023年度の浄水場データでは、新潟県の水道水は1市区町村でPFOS+PFOA?の数値が公表されており、最大は新発田市の 3 ng/Lでした(地下水ではなく水道水の値です)。全国の市区町村を数値で比べる →
地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):
事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 地下水の水質調査について - 新潟県ホームページ。
🏗️ 地震への備え(新潟県全体、令和6年度末)
国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。新潟県の水道事業体(24)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。