トップ › 神奈川県

神奈川県の水道水の硬度

神奈川県の硬度の中央値
61.5 mg/L
全国は 43 mg/L(1,210市区町村)
硬い順に並べると
4 位
中央値が出せる46都道府県のうち
いちばん硬い街
102.2 mg/L
いちばん軟らかい街
30 mg/L

神奈川の水道水は、全国では硬いほうに入ります。硬度は2023年度の水道統計にある浄水場の値を市区町村ごとにまとめたもので、神奈川県の値は硬度がわかる17市区町村の中央値です。同じ県内でも給水区域や季節で変わります。硬度は水のおいしさや安全性の順位ではありません。

神奈川県内で使う水の9割以上は、相模川と酒匂川という2つの川に頼っています。県営水道も横浜・川崎の市営水道も、蛇口まで届く水道水のもとはこの2つです。どちらも上流は丹沢山地の森で、この森が荒れると川の水量や水質が不安定になるため、神奈川県は平成19年度(2007年度)から個人県民税に上乗せする形で「水源環境保全税」を課しています。負担額は令和4〜8年度が納税者1人あたり年額およそ880円、令和9年度から令和13年度はおよそ780円に下がる予定で、自分の水道局を持つ街に住んでいるかどうかにかかわらず、県内に住んで税金を払っていれば誰もが少しずつ払っています。集めたお金は丹沢の森林整備や川の水質改善、地下水の保全などに使われていて、平成19年度から20年間の取り組みとして始まり、令和9年度以降も次の20年間続く予定です。

井戸の水で測られた値は、下の「☔ 空と地下の水」に。

出典: 神奈川県「水源環境を保全・再生するための個人県民税の超過課税について」

神奈川県の市区町村を硬い順に

並べ替え
#街主な水源硬度mg/L料金円PFOS+PFOAng/L下水道%
1座間市浄水受水102.21,0713497.4
2中井町深井戸水101.7660—75.2
3秦野市深井戸水83.41,1331388.2
4山北町伏流水76.2682—83.9
5松田町浄水受水74715—86.8
6大井町深井戸水71946—92
7開成町深井戸水64770—74.3
8横須賀市ダム放流61.91,045—98.4
9小田原市ダム放流61.5935——
9同三浦市浄水受水61.51,298—36.1
11愛川町浅井戸水57.5839——
12川崎市ダム放流57792—99.6
13横浜市ダム放流56.21,064—100
14南足柄市表流水(自流)42.7770—76.1
15箱根町湧水38770—55
16真鶴町深井戸水33.41,547—22.3
17湯河原町表流水(自流)30851—92.7
ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です
—相模原市———97.6
—平塚市———98
—鎌倉市———97.8
—藤沢市————
—茅ヶ崎市————
—逗子市———100
—厚木市———89.9
—大和市———95.6
—伊勢原市———82.8
—海老名市———96.6
—綾瀬市———94.6
—葉山町———76.7
—寒川町———93.6
—大磯町———89.1
—二宮町———91.2
—清川村————

料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →

☔ 空と地下の水

市区町村ごとの最寄り観測所の平年値を平均すると、年に 1,866 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →

環境省の令和5年度調査では、神奈川県の 13市区町村 で井戸などの地下水の PFOS/PFOA が測られ、指針値 50 ng/L を超えた地点がある街は 1(川崎市)でした。

🚰 2023年度の浄水場データでは、神奈川県の水道水は2市区町村でPFOS+PFOAの数値が公表されており、最大は座間市の 34 ng/Lでした(地下水ではなく水道水の値です)。全国の市区町村を数値で比べる →

地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):

揮発性有機化合物257うち今も超過 58 / 改善 118クリーニングや金属加工で使われた溶剤(テトラクロロエチレンなど)
重金属等123うち今も超過 58 / 改善 31砒素・ふっ素・ほう素など。多くは地質由来
硝酸・亜硝酸性窒素215うち今も超過 52 / 改善 90肥料や家畜のふん尿、生活排水が地下にしみ込んだもの
複合汚染38うち今も超過 24 / 改善 7複数の物質にまたがる事例

事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 水質の状況 - 神奈川県ホームページ。

🏗️ 地震への備え(神奈川県全体、令和6年度末)

基幹管路の耐震適合率
74 %
全国 45%・前年 74%
浄水施設の耐震化率
74 %
全国 47%
配水池の耐震化率
88 %
全国 66%

国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。神奈川県の水道事業体(18)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。