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兵庫県の水道水の硬度

兵庫県の硬度の中央値
38.6 mg/L
全国は 43 mg/L(1,210市区町村)
硬い順に並べると
27 位
中央値が出せる46都道府県のうち
いちばん硬い街
78.6 mg/L
いちばん軟らかい街
21.2 mg/L

兵庫の水道水は、全国のまん中あたりです。硬度は2023年度の水道統計にある浄水場の値を市区町村ごとにまとめたもので、兵庫県の値は硬度がわかる36市区町村の中央値です。同じ県内でも給水区域や季節で変わります。硬度は水のおいしさや安全性の順位ではありません。

神戸市・尼崎市・西宮市・芦屋市・宝塚市・明石市の水道水は、もとをたどると同じ川の水です。阪神地域には水源になるような大きな川がなく、慢性的な水不足に悩んでいたことから、この6市を含む3市13町村が昭和11年(1936年)に阪神水道企業団を設立し、遠く離れた琵琶湖・淀川まで水を取りに行くことにしました。給水が始まったのは昭和17年(1942年)のことです。以来、6市の水需要に応じて拡張を重ね、いまは1日最大112万8千立方メートルを、オゾンと活性炭を使う高度浄水処理をしたうえで6市に送っています。地元に大きな川がない街どうしが手を組んで、遠くの水系に頼る形を90年近く続けています。

市区町村ごとの硬さは、下の一覧に並べてあります。

出典: 阪神水道企業団「プロフィール」

兵庫県の市区町村を硬い順に

並べ替え
#街主な水源硬度mg/L料金円PFOS+PFOAng/L下水道%
1明石市深井戸水78.61,0122399.7
2川西市浅井戸水631,5401999.8
3西宮市浄水受水61.91,0722799.9
4丹波市浅井戸水56.62,323—61.6
5伊丹市原水受水5583618100
6上郡町浅井戸水50.42,090—74.2
7西脇市浅井戸水50.32,0353295
8赤穂市表流水(自流)48.7374—94.1
9豊岡市深井戸水45.91,881—96.3
9同太子町浅井戸水45.9990—99.9
11養父市浅井戸水43.41,720——
12宝塚市深井戸水421,1004198.9
13加古川市浅井戸水41.91,11119—
14高砂市伏流水417701096.7
15猪名川町浅井戸水40.61,540—98.9
16たつの市浅井戸水39.4825—90.7
17尼崎市表流水(自流)391,1006100
17同播磨町深井戸水391,760—98.8
19三田市表流水(自流)38.11,375—89.4
20姫路市ダム放流371,0323093.4
21加西市浄水受水35.91,385——
22小野市ダム直接35.71,298—88.1
23福崎町浅井戸水33.71,020—83.4
23同香美町伏流水33.71,606586.6
25新温泉町浅井戸水33.61,760—63.8
26芦屋市湖沼水32.499010100
27市川町浅井戸水31.81,380—43
28宍粟市浅井戸水31.22,156—56.1
29神戸市ダム直接29.19681298.7
30朝来市浅井戸水28.91,590—47
31加東市ダム放流27.71,683—94.2
32多可町浅井戸水27.42,200—54.6
33稲美町深井戸水26.41,100—82.5
34三木市深井戸水26.31,2653089.9
35丹波篠山市表流水(自流)25.81,793——
36神河町浅井戸水21.21,991—60.2
ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です
—洲本市———28.5
—相生市———87.5
—南あわじ市———73.5
—淡路市———64.9
—佐用町———60.6

料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →

☔ 空と地下の水

市区町村ごとの最寄り観測所の平年値を平均すると、年に 1,491 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →

環境省の令和5年度調査では、兵庫県の 6市区町村 で井戸などの地下水の PFOS/PFOA が測られ、指針値 50 ng/L を超えた地点がある街は 3(神戸市、尼崎市、西宮市)でした。

🚰 2023年度の浄水場データでは、兵庫県の水道水は14市区町村でPFOS+PFOAの数値が公表されており、最大は宝塚市の 41 ng/Lでした(地下水ではなく水道水の値です)。全国の市区町村を数値で比べる →

地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):

揮発性有機化合物79うち今も超過 21 / 改善 23クリーニングや金属加工で使われた溶剤(テトラクロロエチレンなど)
重金属等124うち今も超過 64 / 改善 23砒素・ふっ素・ほう素など。多くは地質由来
硝酸・亜硝酸性窒素59うち今も超過 11 / 改善 28肥料や家畜のふん尿、生活排水が地下にしみ込んだもの
複合汚染9うち今も超過 7 / 改善 1複数の物質にまたがる事例

事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 令和6年度地下水常時監視結果(速報値) - 兵庫県(井戸別)。

🏗️ 地震への備え(兵庫県全体、令和6年度末)

基幹管路の耐震適合率
50 %
全国 45%・前年 49%
浄水施設の耐震化率
55 %
全国 47%
配水池の耐震化率
72 %
全国 66%

国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。兵庫県の水道事業体(39)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。