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鹿児島県の水道水の硬度

鹿児島県の硬度の中央値
46.9 mg/L
全国は 43 mg/L(1,210市区町村)
硬い順に並べると
16 位
中央値が出せる46都道府県のうち
いちばん硬い街
242 mg/L
いちばん軟らかい街
5 mg/L

鹿児島の水道水は、全国のまん中あたりです。硬度は2023年度の水道統計にある浄水場の値を市区町村ごとにまとめたもので、鹿児島県の値は硬度がわかる38市区町村の中央値です。同じ県内でも給水区域や季節で変わります。硬度は水のおいしさや安全性の順位ではありません。

鹿児島県の沖永良部島は琉球石灰岩でできた島で、川が少なく、水道の水は地下水だけでまかなわれています。地下水は石灰の成分を多く含むため、知名町の水道水はとても硬いことで知られています。2018年の町民アンケートでは、水道水に不満と答えた世帯が44.4%にのぼり、理由には石灰による機器の寿命の短さや沈殿物が挙がりました。軟水機を通して飲む世帯が32.4%、蛇口の水をそのまま飲む世帯は17.1%だったといいます。町はいま、5か所に分かれる浄水場を上城地区に集め、電気透析という方法で硬度を100 mg/L以下まで下げる新しい浄水場を建設中です。2025年7月30日に地鎮祭が行われ、2027年度の運用開始をめざしています。

市区町村ごとの硬さは、下の一覧に並べてあります。

出典: 南海日日新聞「水道水の硬度低減化へ 新上城浄水場建設で地鎮祭 知名町」、奄美新聞「水道水硬度低減施設 27年度運用へ」、知名町「硬度低減化事業導入に向けての町民アンケート結果」

鹿児島県の市区町村を硬い順に

並べ替え
#街主な水源硬度mg/L料金円PFOS+PFOAng/L下水道%
1知名町深井戸水2422,420—41.5
2与論町深井戸水2152,530——
3和泊町浅井戸水1482,420—52.4
4喜界町深井戸水106.21,100—48.3
5伊仙町浅井戸水100.31,749——
6姶良市深井戸水76.21,707——
7いちき串木野市深井戸水66.91,331——
8出水市浅井戸水57.8880——
9枕崎市浅井戸水57.71,375—63.9
10東串良町深井戸水57.61,730——
11徳之島町表流水(自流)56.31,650—29.4
12長島町深井戸水55.52,020——
13大崎町深井戸水54.61,550—26.4
14阿久根市浅井戸水52.91,540——
15南さつま市湧水52.11,736—3.7
16南九州市深井戸水51.21,540—12.2
17中種子町深井戸水50.92,420——
18志布志市湧水48.71,430——
19南種子町その他47.52,409——
20曽於市深井戸水46.31,760—12.2
21指宿市浅井戸水45.21,040——
22湧水町湧水42.51,430——
23日置市深井戸水42.41,760—42.4
23同南大隅町表流水(自流)42.41,650——
25鹿児島市表流水(自流)42.31,265—79.7
26鹿屋市湧水42.11,375—19.4
27薩摩川内市深井戸水38.61,540—11.8
28肝付町深井戸水38.51,375——
29さつま町深井戸水36.61,540——
30霧島市湧水36.41,474—35.2
31天城町表流水(自流)34.21,276——
32伊佐市深井戸水32.81,364——
33龍郷町表流水(自流)32.32,035——
34奄美市ダム直接31.31,507—83.4
35西之表市表流水(自流)30.22,475——
36瀬戸内町表流水(自流)242,332——
37垂水市表流水(自流)18.71,562——
38屋久島町表流水(自流)51,760——
ここから下は、硬度の公表値が見つからなかった市区町村です
—三島村————
—十島村————
—錦江町————
—大和村————
—宇検村————

料金は家庭用・口径13mmで月10m³(令和5年度)、PFOS+PFOAは2023年度の浄水場ごとの年間最高値、下水道は令和6年度末の普及率です。空欄はこの年度の数値が未収録で、0とは異なります。広域事業体の集計を複数の街に掲載している場合があります。詳細な対象は街のページで確認できます。全国の硬度ランキング →

☔ 空と地下の水

市区町村ごとの最寄り観測所の平年値を平均すると、年に 2,570 mm の雨が降ります。雨が多い街のランキング →

環境省の令和5年度調査では、鹿児島県の 1市区町村 で井戸などの地下水の PFOS/PFOA が測られ、すべて指針値内でした。

🚰 2023年度の浄水場データでは、鹿児島県の水道水のPFOS+PFOAは、このサイトの2023年度データに数値がありません。未検査とは限りません。全国の検査結果を見る →

地下水の汚染事例(環境省 令和6年度末時点、都道府県が把握している「環境基準を超えたことがある井戸のまとまり」の数):

揮発性有機化合物23うち今も超過 2 / 改善 13クリーニングや金属加工で使われた溶剤(テトラクロロエチレンなど)
重金属等48うち今も超過 33 / 改善 1砒素・ふっ素・ほう素など。多くは地質由来
硝酸・亜硝酸性窒素72うち今も超過 7 / 改善 11肥料や家畜のふん尿、生活排水が地下にしみ込んだもの
複合汚染0うち今も超過 0 / 改善 0複数の物質にまたがる事例

事例は「汚染原因を同じくする井戸のまとまり」で数えられ、調査井戸数とは一致しません。地下水の測定結果だけでは、水道水への影響は判断できません。水道水は、水源や浄水処理を経たあとの検査結果を別に確認する必要があります。国の報告書は市区町村ごとの表を出していないため、どの井戸がどこかは県の公表資料で確認できます: 鹿児島県/水質測定結果。

🏗️ 地震への備え(鹿児島県全体、令和6年度末)

基幹管路の耐震適合率
31 %
全国 45%・前年 30%
浄水施設の耐震化率
17 %
全国 47%
配水池の耐震化率
37 %
全国 66%

国土交通省「水道事業における耐震化の状況」。事業体ごとの値は公表されていないため県全体の集計です。鹿児島県の水道事業体(38)の料金や老朽化率は事業体の一覧で。