1. 🏞️ 水源? — 水はどこから?
甲府市の掲載浄水場の集計(2023年度)
内訳: ダム放流 85%、深井戸水 15%(浄水量による按分)
- 富士川水系(荒川)
- 昭和水源
- 東部第2水源
- 東部第4水源と東部第7水源の混合原水
- 南部系水源(南部原水)
☔ 空から — 雨はどれくらい降る??
雨が多いのは 9月、少ないのは 12月。 雪は年に 23cm 積もり、雪どけ水も水源になります。 年平均気温 15.1℃。
地下の水 — 井戸のPFOS/PFOA?
環境省の令和5年度調査で、この街の地下水 8地点 を測定。最大は 14 ng/L(すべて指針値内)。これは井戸水そのものの値で、水道水の値は下の「水道水」を見てください。
地点ごとの PFOS+PFOA: 14 / 7.6 / <5 / <5 / <5 / <5 / <5 / <5 ng/L
2. 🏭 浄水場? — きれいにする場所
浄水処理方式(急速ろ過・オゾン・活性炭など)は公開データに含まれていないため表示していません。地図の浄水場の位置は OpenStreetMap で名前が一致し、この街の中にある施設だけです(0 か所)。
3. 水道水? — この街の水の性格
甲府市の掲載データ(2023年度)。「数値なし」はこの資料に値がない項目で、未検査とは限りません。
カルシウム・マグネシウムの量から算出した硬度です。味はほかの成分や温度でも変わります。
硬度は年間で 16〜71 mg/L と幅があります(水源の切り替えや季節の影響)。
👅 味の輪郭
とても軽く、癖のない水。 塩素は控えめで、そのままでもにおいが立ちにくい。
点線は全国の水道水の中央値。数値から推定した「輪郭」で、実際の味は水温や配管でも変わります。
この街の水道水(硬度 26)に硬度が近い市販の水です。味の想像の手がかりに。
4. 🧂 成分表 — ミネラルと基準
ナトリウム、塩化物、鉄、マンガンなど。項目名に触れると、味や健康への影響の説明が出ます。
横線は 0 から基準値まで。●が年間平均、薄い帯が年間の最低〜最高、▲が全国の街の中央値。右端は基準に対する割合。
値は令和5年度の年間平均(浄水量で按分)。帯はその街の浄水場系統の年間最低値〜最高値。「<」付きの検出限界未満の値は半分として集計しています。基準は水道法の水質基準、目標は「おいしい水」の目標値。月ごとの値は公開データにありません。
5. 🍳 用途ごとの成分の目安
コーヒー、お茶、お酒、ご飯。成分の数値を、用途ごとに設定した目安と比べます。
成分を用途ごとの目安と比べた、このサイト独自の参考スコアです。味や調理結果を実測した点数ではありません。ミルクや水槽などの安全性は判定していません。
飲みもの
料理
お菓子・パン
醸造・発酵
6. 💴 水道料金と水道管
甲府市の2023年度の料金です。最新の料金とは異なる場合があります。
出典: 総務省「地方公営企業年鑑」令和5年度決算(甲府市)。全国の料金ランキング
7. 🫧 下水処理場 — 使った水の行き先
この街の下水は、処理されたあと 笛吹川 へ帰ります。
処理方式(標準活性汚泥法など)は公開データに含まれていないため表示していません。
8. 🌊 川へ — 帰った先の水はきれい?
- 荒川ダム貯水池 荒川上流AA 未達成BOD? 1.3 / COD? 2.7 mg/L / pH 7.2–8.2
- 二川橋 荒川下流B 達成BOD? 1.9 / COD? 3.2 mg/L / pH 7.4–9.1
- 千秋橋 荒川下流B 達成BOD? 1.5 / COD? 3 mg/L / pH 7.5–8.5
- 濁川橋 濁川C 達成BOD? 2.4 / COD? 4.5 mg/L / pH 7.1–7.8
- 砂田橋 濁川C 達成BOD? 1.9 / COD? 4.1 mg/L / pH 7.4–8.9
- 高室橋 鎌田川B 達成BOD? 1.7 / COD? 3.7 mg/L / pH 7.5–8.5
- 平等川流末 平等川B 達成BOD? 1 / COD? 3.4 mg/L / pH 7.3–8.2
- 平等橋 平等川B 達成BOD? 0.9 / COD? 2.8 mg/L / pH 7.4–7.7
🧪 環境省の PFOS/PFOA 調査(令和5年度): 荒川下流(二川橋) 6.7、濁川(濁川橋) 6.1、平等川(平等川流末) 6、荒川上流(桜橋) <5 ng/L。
AA〜E は環境基準の類型?(その川に定められた目標ランク)で、「達成」はその年の BOD(75%値)が目標以内だったこと。BOD 2 mg/L 以下なら A 相当のきれいさ、5 mg/L 以上でやや汚れている目安です。
9. 🏭 化学物質の届出 — 川に流していると届け出ている事業所
工場や下水処理場は、決められた化学物質を年にどれだけ川や海へ出したかを国に届け出ることになっています(PRTR?)。届出があること自体は汚染でも違反でもなく、届出量?は事業者が推計した1年ぶんの排出量で、川の水の濃さではありません。届出事業所の4割は下水処理場で、川ごとの上位に入ることがよくあります。
この街にある届出事業所
- 甲府市浄化センター下水道業 → 笛吹川亜鉛 990 kg/年
- 甲府市小曲町一般廃棄物最終処分場一般廃棄物処理業(ごみ処分業に限る。) → 濁川ほう素 14 kg/年
- 甲府事業所金属製品製造業 → 濁川ニッケル化合物 4.7 kg/年
- 甲府市増坪町一般廃棄物最終処分場一般廃棄物処理業(ごみ処分業に限る。) → 濁川ほう素 2.1 kg/年
- 甲府市焼却灰処分地一般廃棄物処理業(ごみ処分業に限る。) → 濁川ほう素 1.5 kg/年
水源の富士川
取水: 平瀬浄水場
甲府工場
- ふっ素金属の表面処理や半導体・ガラスの洗浄に使う。1,100 kg/年
- TMAH半導体の現像や洗浄に使う薬液。230 kg/年
- DMF合成繊維や樹脂をつくるときに使う溶剤。200 kg/年
事業所のページ →電気機械器具製造業
静岡工場
- ほう素ガラスやほうろう、めっき液に使われ、温泉や地下水にも含まれる。1,000 kg/年
- クロロベンゼン染料や農薬をつくるときの原料・溶剤。310 kg/年
- チオベンカルブ水田の雑草を抑えるために使う除草剤。5.7 kg/年
事業所のページ →化学工業
東海工場 芝川製造所
- カチオン性ポリマー紙の加工や排水処理に使う陽イオン性の高分子。190 kg/年
- マンガン鋼の材料や乾電池に使われる金属で、地下水にも含まれる。12 kg/年
- メチルジグリコールインキや塗料、ブレーキ液に使うグリコールエーテル。8 kg/年
事業所のページ →パルプ・紙・紙加工品製造業
- 金属類
- 有機溶剤・化学物質
- 農薬
- 無機(ふっ素・ほう素など)
- 甲府工場ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング / 電気機械器具製造業 / 甲斐市ふっ素 1,100 kg/年
- 静岡工場クミアイ化学工業 / 化学工業 / 富士市ほう素 1,000 kg/年
- 山梨工場富士電機 / 電気機械器具製造業 / 南アルプス市ふっ素 450 kg/年
- 東海工場 芝川製造所王子エフテックス / パルプ・紙・紙加工品製造業 / 富士宮市カチオン性ポリマー 190 kg/年
- 日本電極株式会社日本電極 / 窯業・土石製品製造業 / 静岡市フェノール 110 kg/年
浄水場の位置がわからないため、取水口より上流か下流かは判定できていません。
出典: 経済産業省・環境省の PRTR 個別事業所データ、令和6年度分(2024年4月〜2025年3月の排出量)。放流先は届出に書かれた水域名で突合しているため、同名の別の川が混ざることがあります。
🧭 となりの街の水
甲府市の水道水は軟水。近い街から順に、そこの硬度と甲府市からのおおよその距離を添えました。同じ県の中でも、水源が変わると硬度も変わります。
- 甲斐市硬度26 → 55 mg/L / 約8 km
- 昭和町硬度26 → — mg/L / 約8 km
- 笛吹市硬度26 → — mg/L / 約12 km
- 中央市硬度26 → 92 mg/L / 約12 km
- 山梨市硬度26 → 85 mg/L / 約15 km
- 韮崎市硬度26 → 42 mg/L / 約17 km
- 甲州市硬度26 → 35 mg/L / 約18 km
- 市川三郷町硬度26 → 116 mg/L / 約19 km
- 南アルプス市硬度26 → 90 mg/L / 約23 km
- 北杜市硬度26 → 36 mg/L / 約24 km
硬度は令和5(2023)年度の年間集計値。距離は緯度経度から概算した直線距離です。
数値は令和5(2023)年度の年間集計(浄水=給水栓水等、最高・最低・平均)です。出典はページ下部。