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「蛇口をひねると地下水」の街は600以上ある

2026-09-09 更新

全国1,747市区町村のうち、主な水源が井戸や湧水の街は600を超えます。地下水の街の特徴と、湧水だけで暮らす街のはなし。

6割は地下水?

このサイトで「主な水源」を集計すると、硬度がわかる街のうち約600の街で深井戸・浅井戸・伏流水・湧水といった地下水が主役でした。とくに多いのは関東の内陸、長野、山梨、九州の一部で、井戸を何本も持って配っている街が並びます。

地下水の街の水は、水温が一年を通してほぼ一定で、夏は冷たく感じ、濁りにくいのが特徴です。ミネラルを含む分、硬度はやや高めで、「まろやか」と言われることが多い水です。

湧水だけで暮らす街

さらにその中で、湧水が主役の街が 50 以上あります。長野県の大町市や伊那市、山梨の一部、九州の熊本周辺などです。熊本市は日本最大級の「地下水都市」で、市民の水道水がほぼすべて地下水でまかなわれていることで知られています。

湧水や深井戸水はもともと澄んでいるので、浄水場では消毒だけ、というシンプルな処理で配っている系統も少なくありません。

地下水の街の悩み

いいことばかりではありません。井戸は汲み上げすぎると水位が下がり、地盤沈下の原因になります。また、地層由来のヒ素やマンガン、農地からの硝酸態窒素が混じる井戸もあり、検査で見張りながら、必要なら川の水と混ぜて使っています。各街ページの浄水場カードで「深井戸水・浄水受水」のように混合している系統が見えるのはそのためです。

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この記事は公開データと公的な資料をもとに書いています。健康や飲用の判断は、お住まいの水道事業者の最新の公表値をご確認ください。